知らないと損する借金減額シミュレーターのデメリットとからくり

知らないと損する借金減額シミュレーターのデメリットとからくり

「借金減額シミュレーターって怪しくないの?」
「本当に借金減額シミュレーターで借金を減らせるの?」

といったご相談が多く寄せられています。

借金減額シミュレーターは借金を減らせるか、いくら減額できるのかを診断できる無料サービスです。

司法書士事務所や弁護士事務所が運営している借金減額シミュレーターがほとんどなので、安心して利用できます。

しかし、借金減額シミュレーターのデメリットやからくりを知らなければ、借金を減らせるかどうかがわからず、返済に苦しむ生活が続くことになります。

安全に借金を減らすために、借金減額シミュレーターのデメリットとからくりを必ず知ってから利用するべきです。

借金を減らせるかどうかがわかる借金減額シミュレーター

借金減額シミュレーターは24時間いつでも利用できる無料診断サービスで、匿名でもつかえるので、名前を入力したくない人にとって安心して利用できます。

いま返済をしている借金の状況を質問の内容にあわせて入力することで借金が減らせるか、いくら減らせるかが診断結果から確認できます。

借金減額シミュレーターで聞かれる質問は、借金を減額できる債務整理や貸金業者に払い過ぎた利息を取り戻す過払い金請求の対象かどうかを確認できる内容です。

答えた内容によって、債務整理で借金を減らせる対象または過払い金が取り戻せる対象かどうかが診断結果でわかります。

過払い金が発生していないか

過払い金が発生しているかどうかは、借金減額シミュレーターで聞かれる

  • 借り入れ金額はいくらか
  • 借り入れ期間は何年なのか

こちらの2つの質問で手軽に確認することができます。

借り入れ期間が10年以上であれば過払い金を取り戻せる可能性があり、また、借り入れ金額が多ければ取り戻せる過払い金が多くなる可能性があります。

過払い金とは、消費者金融やクレジットカード会社といった貸金業者に払い過ぎていた利息のことです。

2010年まで、消費者金融やクレジットカード会社といった貸金業者は、貸金業法にもとづいて利息制限法の上限金利20%、出資法の上限金利29.2%のどちらかを守って、お金を貸していました。

2010年6月18日に貸金業法と出資法が法改正されて、利息制限法で定められている20%へ上限金利が引き下げられたので、過去に払いすぎた利息は過払い金請求で取り戻すことができます。

2010年6月18日の法改正後に借入した人は過払い金は発生しませんが、2010年6月17日より前から借金をしていれば、過払い金を取り戻せる可能性があります。

また、借り入れ金額が大きければ大きいほど、払いすぎた利息も大きくなるので、取り戻せる過払い金が多くなります。

債務整理で借金が減額できるか

債務整理で借金が減額できるかどうかは、借金減額シミュレーターで聞かれる

  • 何社から借り入れをしているか
  • 借り入れ金額はいくらか
  • 返済状況はどうなっているか

こちらの3つの質問で減額できるかどうかを手軽に確認できます。

債務整理は、借金の返済が苦しい方の問題を解決するために、消費者金融やクレジットカード会社などに直接交渉する、または裁判所を通して交渉することで、借金を減らす・ゼロにする救済制度です。

借り入れ金額が大きかったり、収入が減ったりして自力で返済が難しいと感じている人は、債務整理で減額をして、借金問題を解決できる可能性があります。

複数社から借り入れしている人は、利用可能枠がなくなって別の貸金業者から借り入れするか、借金を返済するために別の貸金業者から借り入れする傾向があります。

どちらも返済状況が苦しいケースが多いので、複数社から借り入れしている人は、債務整理で借金を減額して問題解決できる可能性が高いとの診断結果がでます。

借金をいくら減額できるか

借金をいくらできるかどうかは、借金減額シミュレーターで聞かれる

  • 借り入れ金額はいくらか
  • 返済状況はどうなっているか

こちらの4つの質問で減額できるかどうかを手軽に確認できます。

債務整理には、任意整理、自己破産、個人再生の3種類の手続きがあって、借り入れ金額に応じてそれぞれ減らせる借金の額が変わります。

返済はできているけど返済額を減らしたら生活がラクになる人は、任意整理でこれから支払うべき利息をカットして、返済期間を延ばすことで毎月の返済額を減らせる可能性があります。

安定した収入はあるけど返済ができない人は、個人再生で借金の元本を減らせる可能性があります。

安定した収入が無くて返済ができない人は、自己破産で借金をゼロにできる可能性があります。

借金減額シミュレーターでは、借り入れ金額から返済状況にあう債務整理で減らせる借金の額を算出しているため、借金をいくら減らせるかを診断結果で確認できます。

借金減額診断やシミュレーターは怪しくないか

借金減額診断やシミュレーターは、借金が減額できるかどうか、減らすことがどれくらいできるか、自分にあった解決方法は何かをネット上で診断するサービスです。

これらのサービスは、弁護士や司法書士の監修のもと作られているのでうさんくさいものではなく、実際に債務整理をする際と同じように個人情報や借金情報を入力しますが、診断以外のことに情報が利用されることがありません。

借金減額シミュレーターで借金が減額できるからくり

借金減額シミュレーターは無料で利用できるため、「本当に借金を減額できるの?」、「詐欺や罠ではないの?」と怪しく感じてしまう人もいるのではないでしょうか。

借金減額シミュレーターは、司法書士事務所や弁護士事務所が借金問題の相談をうけるときに相談者に必ず聞く質問を取り入れているので、見当ちがいの診断結果がでることはありません。

また、借金減額シミュレーターを利用してから利用料金を請求されたり、ブラックリストに載ったりすることはないので、安心して利用できます。

無料でおこなっているからくり

借金減額シミュレーターは、司法書士事務所や弁護士事務所が運営しているものがほとんどです。

従来は、借金の返済に困ったら司法書士や弁護士に相談をして、過払い金請求や債務整理で借金を減らせるかどうかのアドバイスを受けてから手続きを進める流れとなります。

しかし、借金の相談を他人にすることに抵抗を持つ人は多くいて、司法書士や弁護士へ気軽に相談できる人は少ないでしょう。

そこで、司法書士や弁護士に相談をする前に、借金をいくら減らせるか、過払い金をいくら取り戻せるかを手軽に知ることができる借金減額シミュレーターが登場しました。

司法書士事務所や弁護士事務所は多くの人に相談をしてもらいたいので、手軽に相談できる工夫をしています。

5分程度の時間で質問に答えるだけ、匿名で利用可能、利用料は無料にすることで、いままで相談することをためらっていた人たちに相談するきっかけを作っています。

また、借金問題を専門に取り扱っている事務所のほとんどが、相談料を無料にしているため、相談する前に利用することを前提に作られた借金減額シミュレーターが無料でつかえることは妥当であるといえます。

借金減額シミュレーターは借金が減らせるかどうかを手軽に知ることができるサービスであって、実際に借金を減額するかどうかはご自身で判断できます。

司法書士や弁護士は借金を減額できることを提案できますが、必ずしも債務整理や過払い金請求をしないといけないわけではありません。

もし、借金減額シミュレーターを利用したり、司法書士や弁護士に相談をしたりして、不要だと感じたら、手続きをしないこともできます。

ただし、「借金の返済に困っていたから減額できてとても助かった」という声が多数寄せられています。

借金の返済がつらいと感じたら、債務整理や過払い金請求をすることで、借金を減らしていち早くつらい借金を終わらせることができます。

減額できることがわかるからくり

借金減額シミュレーターでは、債務整理や過払い金請求の手続きで借金を減らせるかどうかを診断するサービスです。

借金減額シミュレーターの運営元である借金問題を専門にあつかう司法書士事務所や弁護士事務所は、数万件を規模で受けてきた相談事例があり、借金を減額できる傾向を熟知しています。

債務整理で借金を減額できる人や過払い金請求で過払い金を取り戻せる人の対象は借り入れ期間や返済状況によってわかるので、借金減額シミュレーターで大まかな診断結果を出すことは可能です。

また、債務整理や過払い金請求は日本の合法的な制度にもとづいておこなう手続きなので、違法性を心配する必要はありません。

3種類ある債務整理のうち、自己破産は破産法にもとづいて借金をゼロにする手続きで、個人再生は民事再生法にもとづいて借金を最大10分の1に減らす手続きで、どちらも裁判所を通します。

借金の利息をなくす任意整理は、弁護士や司法書士が貸金業者と直接交渉をして、お互いに同意すれば和解が成立して借金を減らせる手続きです。

また、過払い金請求は利息制限法にもとづいて貸金業者に払いすぎた利息を取り戻す手続きなので、どの手続きにおいても合法的に借金を減らすことができます。

借金を減額できる手続きは、債務整理や過払い金請求のほかにも、低金利ローンの借り換えやおまとめローンといった手続きがあります。

どれも借金を減額できる本当の手続きですが、借金を減額できる仕組みから債務整理や過払い金請求で借金を減額したほうが、いち早く借金問題を解決することができて、ゆとりある生活を送ることができます。

借金を減額できないケース

状況によっては債務整理ができなくて、借金減額がむずかしいケースがあります。

  • 借り入れ金額が少ない
  • 借り入れ期間が短い

上記のようなケースでは、貸金業者からの同意が得られずに債務整理ができない可能性が高く、仮に債務整理ができたとしても、依頼費用が減らせた金額よりも高くなって損をする可能性があります。

債務整理をすることでメリットが少なかったり、デメリットが大きかったりするケースがあるので、借金の状況によっては借金を減額しない方がいい人がいます。

ただし、司法書士事務所や弁護士事務所へ相談するときに、借金の状況を詳しくお伝えすることで、借金を減額できるとわかるケースもあるので、司法書士や弁護士に一度相談をするべきです。

借金減額シミュレーターで注意するべきデメリット

簡単な質問に答えるだけで借金を減らせるかどうかがわかる借金減額シミュレーターですが、利用する前に注意するべきデメリットがあります。

ただし、借金減額シミュレーターは詐欺ではないので怪しむ必要はありません。

また、デメリットに注意すれば納得のいく形で借金を減額できるので、借金減額シミュレーターを利用する前にデメリットは必ず確認するべきです。

借金減額シミュレーターの診断結果がちがう

借金減額シミュレーターは簡易的な診断サービスであり、司法書士や弁護士に相談するときの質問内容をすべて取り入れているわけではないので、診断結果がちがうケースがあります。

債務整理で借金をいくら減らせるか、過払い金請求でいくら取り戻せるかを正確に出すためには、借り入れ金額・利息・返済額・残高・遅延損害金の有無などを調査する必要があります。

借金減額シミュレーターでは事細かに調査することはできなくて、どうしても診断結果の正確性に限界があります。

また、借金減額シミュレーターでわかる診断結果は、答えた内容をもとに出されたものであり、実際の返済状況とはちがう内容で答えると、本来の結果とちがうケースがあります。

ただし、借金減額シミュレーターで大まかな診断結果を知ることができるので、借金減額シミュレーターは目安を知るために利用して、詳細は司法書士や弁護士に相談して確認するべきです。

運営元の事務所から電話がくる

借金減額シミュレーターを利用すると、詳細な診断結果を説明する目的で司法書士事務所や弁護士事務所から電話が来ます。

いきなり電話がかかってきて怪しいと感じたり、家族や知り合いが近くにいて電話に出づらいタイミングで電話がくるかもしれません。

しかし、借金問題を専門としている司法書士事務所や弁護士事務所は、家族にバレずに借金問題を解決したいと思っている利用者の気持ちを知っています。

都合のいい時間に電話をかけたければ、メールで問い合わせをしたり、電話がかかってきた時点で時間を伝えることで、柔軟に対応してもらえます。

また、事務所によってはメールでやり取りすることが可能ですが、電話で詳細を確認した方がスムーズに診断結果を確認できます。

利用すべきではない怪しい借金減額シミュレーターの特徴

借金減額シミュレーターは借金問題を専門とする司法書士事務所や弁護士事務所が運営していることがほとんどです。

しかし、中には不利な契約を迫る悪質事務所や借金を減額するつもりがまったくない詐欺業者が運営しているケースがあります。

利用する前に、借金減額シミュレーターやプライバシーポリシーに記載されている運営者情報を確認すれば信用できる運営者かどうかを確認できます。

また、借金減額シミュレーターを利用してからおかしな案内をされたと感じたら、今後やり取りをしない旨をはっきりと伝えて、利用しないようにするべきです。

必要以上に個人情報を求められる

通常の借金減額シミュレーターは、借金の状況を入力してからくわしい診断結果を知りたい人は、メールアドレスと電話番号を求められますが、匿名で利用できて住所も都道府県を聞かれる程度です。

しかし、悪徳業者が運営している場合、本名や住所、勤務先などの借金減額シミュレーターの診断結果に必要のない情報を求められる可能性があります。

許可していないのに入力した住所や勤務先あてに書類が届いたり、別の目的で個人情報を流用したりするなどのトラブルが発生するリスクがあります。

住所や勤務先の入力が必須の借金減額シミュレーターの利用はひかえるべきです。

借金減額シミュレーターの手数料を請求される

借金減額シミュレーターは無料で診断できるものがほとんどで、司法書士や弁護士に債務整理や過払い金請求の手続きを依頼すると決定するまでは費用は発生しません。

しかし、借金減額シミュレーターを利用したときに手数料を請求する業者がいる可能性があります。

手数料を請求してくる業者は借金問題を専門としている司法書士や弁護士ではなかったり、司法書士や弁護士だと嘘をついている業者である可能性が高いです。

また、手数料だけでなく、手続きするときにかかる費用が高額になり、手続きを依頼してもまったく進展がない危険性もあります。

利用する前に、借金減額シミュレーターやプライバシーポリシーに記載されている運営者情報が、借金問題の取り扱い実績が豊富な事務所であることを確認するべきです。

無理やり契約を迫られる

借金減額シミュレーターを利用するだけで、借金減額の手続きを進める契約を結ぶことはありません。

司法書士や弁護士からくわしい手続きの説明をうけてから、手続きに納得できたときに契約を結ぶことになります。

しかし、納得ができない状況にもかかわらず、無理やり契約を迫ってくる悪徳業者がいないとは限りません。

依頼をしないときにはきっぱりと「依頼しません」と断って、別の借金減額シミュレーターを利用するか、借金問題に強い司法書士や弁護士に直接相談をするべきです。

借金減額シミュレーターで借金を減額するまでの流れ

  • 借金減額シミュレーターで診断をうける

  • 診断結果の詳細を確認するために連絡先を入力

  • 電話で診断結果の確認、専門家との面談スケジュールの調整

  • 司法書士や弁護士との面談

  • 借金減額の手続きを依頼

  • 借金減額の手続きが完了

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